- 「男だけどメイクをしてみたい」
- 「メンズメイクの正しいやり方を知りたい」
- 「自分の肌に合ったアイテムを購入したい」
このような悩みを解決できる記事となっています。
この記事を読む事でメンズメイク未経験な人でも『メンズメイクのやり方をマスター』できるようになりますよ。
メンズメイクのやり方とおすすめブランド、女性からのメンズメイクに対する意見も紹介しているので、最後までぜひご覧くださいね。
メンズメイクとは?
メンズメイクとはその名の通り、男性(=メンズ)がおこなう化粧(=メイク)のことを指します。近年、「メイクは女性だけがするもの」という固定観念が壊れ始め、メイクを行う男性が叙々に増えています。
また、経済面でも各化粧品メーカーがメンズ向けの化粧用品の開発・販売を開始するなど、市場規模が拡大し始めており、今後益々メンズメイクをする人口は増えていくと予測されています。近い将来、男性が化粧を日常的にするのが当たり前になる世の中がやってくると言えるでしょう。
実際に、20代以上の幅広い世代の男性100人に「現在メンズメイクをしているかどうか」についのアンケートをとりました。
100人中82人が「黄色のマーカーが引かれますしていない」と答えている一方、約20%にあたる18人が「黄色のマーカーが引かれますしている」と答えました。
一見、している人の数は少ないように感じますが、数年前からすると考えられないような数字です。
今後、「している」と答える人数が増えることに期待です。
メンズメイクと女性メイクの違いはあるの?
女性のメイクとメンズメイクには大きな違いがあります。
女性メイクはより自分を綺麗かつ華やかにするために、「明かにメイクしていることが分かる」のに対して、現行のメンズメイクは「肌の調子を整えるベースメイクが中心で、メイクしているこが分かりにくい」という点です。
もちろん、今後メンズメイクにおいても「華やかさ」を重視したアイメイクなどが流行っていく可能性も大いにあります。
なぜメンズメイクをするのか
近年流行ってきているメンズメイクですが、そもそもなぜメンズメイクをするのでしょうか?
その理由を探るため、現在メンズメイクをしている男性18人に、「メンズメイクをする理由」についてのアンケートをとりました。
最も多かったのが「黄色のマーカーが引かれますニキビ跡や隈を隠したかったから」という回答。肌荒れなどの「肌の悩み」を抱えている男性は実は多く、それを解消する手段としてメンズメイクを行う人数が多いと言えそうです。
メンズメイクのメリット
メンズメイクをすることによって、広い意味で人生をより豊かにすることができます。
メンズメイクのメリット①就活や営業で好印象
メンズメイクをすることによって、黄色のマーカーが引かれます就職活動やビジネスにおける営業などの商談シーンで有利になる傾向にあります。
なぜなら、メイクをすることで自分に自信を持て、その自信から堂々と話すことができたり、見た目も雰囲気も明るく元気な印象与えられたりするからです。
初対面の相手に抱く印象はわずか3秒で決定されると言われています。当然、その印象を決定づける大きな要因は「見た目」「清潔感」が非常に大切になります。
就活や営業は初対面の人同士が短い時間話す場であるため、第一印象が何よりも結果に影響します。
例えば、経歴やスキルが全く同じ2人が面接に来たとして、一人は『清潔感に欠けている人』、もう一人は『肌が綺麗で雰囲気が明るい人』だったとしましょう。
この場合、『肌が綺麗で雰囲気が明るい人』が採用されるかは明らかであり、これはビジネスマンの営業シーンでも同じことが言えます。
清潔感に関わる要素の中でも、「肌の綺麗さ」は大きなウェイトを占めるので、BBクリームなどのアイテムでメンズメイクをすることが清潔感UPの手助けになるでしょう。
メンズメイクのメリット②女性からの第一印象が良くなる
黄色のマーカーが引かれますメンズメイクをすることによって、女性からの第一印象が良くなります。(モテやすくなります)
なぜなら、女性が男性の要素で最も重視している「清潔感」がUPするからです。
女性も男性も少なからず「異性から好印象に思われたい」という思いは持っているはずです。
メンズメイクを上手く実践することで、他の人からメイクしていることを悟られずに肌を綺麗に見せられます。
女性からの第一印象が良くなれば、その後の関係性作りを有利に進められるのは明白でしょう。
身なりに気を遣っていて素敵だなと思った
肌がきれいで羨ましいと感じました。
メンズメイクのデメリット
メンズメイクには費用や時間など、人によってはデメリットに感じてしまうポイントもあります。
メンズメイクのデメリット①:お金と時間がかかる
当然ですが、黄色のマーカーが引かれますメンズメイクにはアイテムを揃えるお金と日々実践する時間がかかります。メイクはほとんど毎日行うことであり、その分お金と時間がかかるからです。
ただし、ほとんどの男性が行っているメンズメイクはベースメイクが中心であり、女性に比べて購入すべきアイテム数は非常に限られています。美容院に行ったり眉毛サロンに行ったりするのと同じで、身嗜みの一つであると考えればそこまで負担は大きくないでしょう。
時間に関しても、ベースメイクだけであれば3~5分で済ませられるため、そこまで手間ではありません。また、人によっては毎日行う必要はなく、女性とのデートなどの「勝負の日」にする、という方法もあります。
サラリーマンであれば、いつも通りメイクをすることなく出社し、大切な商談の直前にお手洗いでささっとBBクリームやコンシーラーを塗る、という使い方をすれば朝の貴重な時間が奪われれることもありません。
メンズメイクのデメリット②:まだ万人に受け入れられてはいない
最近流行ってきているメンズメイクですが、大部分の男女からまだ支持をされていという現状があるのも事実です。その根底には「メイクは女がするもの!」という固定概念があります。
実際、メンズメイクは10~20代の若い世代、30~40代のビジネスマン世代の方が中心に行っており、50代以降の世代にはあまり受け入れられていません。
ただし、メーカー各社の動きや意識調査の結果から、今後メンズメイクをする人口が増えていくのは確実なので、いずれ大多数の人に支持されるようになるでしょう。
また、20代以上の女性100人に「メンズメイクはアリかナシか」についてアンケートをとりました。
結果は意外にも「ナシ」と否定的な意見は全体の10%にとどまり、87%の人が「アリ」「似合っていればアリ」「昔は否定的だったが今はアリ」と回答しています。
メンズメイクに対する女性の肯定的な意見は、メンズメイク普及の後押しになることは間違いないでしょう。
具体的には、「清潔感に気を遣うのは男性にも必要だと思う」という意見が多かったです。
ただし、肯定的な意見の中にも「何をするのも個人の自由だから」「ジェンダー偏見になるから」といった、メンズメイク自体を積極的に支持している訳ではない声も多くありました。
また、否定的な意見の中には、「男は美しさよりも男らしさが大切」「化粧は女性がするもの、というイメージが強い」という声がありました。
メンズメイクは未だに「積極的に」女性に支持されているとは言えなさそうです。
メンズメイクをするときに揃えておきたいアイテム
初めてメンズメイクをするために、最低限揃えておきたいアイテムは以下の7つです。
- 化粧水
- 保湿クリーム
- BBクリーム
- 化粧下地
- ファンデーション
- コンシーラー
- アイブロウ
①化粧水
メイクをする前に洗顔をして化粧水で化粧の土台となる肌の調子を整える必要があります。
実際、男性がスキンケアをするのは当たり前になっているので、すでに使っている方も多いのではないでしょうか。
②保湿クリーム
保湿クリームは乳液とも呼ばれ、肌を乾燥させないために使用します。
化粧水をつけた後に、肌の水分の蒸発を防ぐことができます。
また、夜は乳液よりも美容成分が多く含まれている美容液を使用するのがおすすめです。メイク前に肌が十分に水分があることは大前提ですので、これまで化粧水のみ使用していた方は必ず使用するようにしましょう。
③BBクリーム
BBクリームは化粧下地とファンデーションの機能に加え、保湿効果や日焼け止め効果なども兼ねる万能なメイクアイテム。
お手軽でメンズ向けの品数も豊富なので初心者におすすめです。
「とりあえずメンズメイクにチャレンジしてみたい」という方は、BBクリームだけを購入すれば十分です。自分の肌色に合ったBBクリームを選ぶことが大切です。
BBクリームは正しい選び方と塗り方をしないと周囲からメイクをしていることがバレてしまうので、以下の記事を一通り読んでおきましょう。
④化粧下地
化粧下地はBBクリームを使用する場合を除き、メイクをする一番最初の工程として使用します。
肌の色味を調整したり、保湿をして化粧乗りを良くしたりする効果があります。
こちらも肌色に合ったものを選びたいところですが、難しい場合は透明の下地がおすすめです。
⑤ファンデーション
ファンデーションは、メイクにおいて最も使用頻度が高いアイテムです。
ファンデーションの3つの機能
- 肌のトーンを均等に維持
- シミ、ソバカス、ニキビ跡、デキモノなどをカーバ
- 外部刺激からの肌保護
ファンデーションを選ぶ時に一番最初にチェックするべきなのが、自分の肌トーンに合うものを選ぶこと!
自分の肌のトーンが分からなければ、少量のファンーデションを首などに塗ってみて自分の肌トーンに合うかどうか確認してください。
ファンデションの3つの基本カラー
ファンデーションカラー | 特 徴 |
ベースカラー(base color) |
標準カラー 顔全体に塗り、自身の肌のトーンと同じ又は一段明るめを選んでも大丈夫。 |
ハイライトカラー(highlight color) |
ベースカラーより、一段、二段明るいカラー Tゾーン、目の下、顎、細い頬っぺたに塗ることにより膨張させてくれる効果。 |
シェディングカラー(shading color) |
ベースカラーより一段、二段暗いカラー 鼻の横ライン、目立つ顎のえら、広い額に塗ること小顔効果。 |
ファンデーションの主な種類は3つで分類されます。
液体形のリキットファンデーションと固体化され塗るタイムのスティックファンデーション、スポンジにファンデーションが含まれているクッションファンデーションです。
では、それぞれのファンデーション特徴やおすすめタイプをみてましょう。
ファンデーションの種類と特徴
ファンデーション種類 | 特 徴 | おすすめ人 |
リキットファンデーション |
|
油分や水分が足りない乾燥肌 |
スティックファンデーション |
|
ニキビ跡など肌トラブルが多い人
|
クッションファンデーション |
|
乾燥肌&普通肌 |
事前にファンデーションの特徴を確認して、自分の肌質に合ったファンデーションを選んでください。
⑥コンシーラー
コンシーラーは、ファンデーションでは隠しきれないニキビ跡やクマなどを隠すアイテムです。
コンシーラーの機能
- 持続性とカバー力が優れている
- 肌トラブルや吹き出物が多い人におすすめ(シミ、クマ、ニキビ跡、ソバカスなど)
ファンデーションよりもカバー力が高く、色が濃いです。そのため、顔全体に塗ることはできないほか、塗りすぎにも注意しましょう。
色はファンデーションと同じくベージュを基調としたものが中心で、薄いベージュから濃いベージュまで肌色に合わせてセレクトしましょう。
また、コンシーラーには主に「スティックタイプ」「クリームコンシーラー」「リキッドタイプ」の3種類がありますが、メンズコンシーラーはほとんどが「スティックタイプ」になります。
コンシーラーの種類と特徴
コンシーラーの種類 | 特 徴 | おすすめ人 |
スティックタイプ |
|
油性肌、肌トラブルが多い人におすすめ。 |
クリームコンシーラー |
|
肌トラブルが多い人におすすめ。
|
リキットコンシーラー |
|
薄い肌に使用(目の下)、肌トラブルが少なく感想肌におすすめ。 |
一般的なファンデーションとコンシーラーの組み合わせは、「クッションファンデーション→コンシーラー」もしくは「リキッドファンデーション→コンシーラー→パウダーファンデーション」がおすすめです。
メンズメイク初心者におすすめのコンシーラーはこちらからお選びください。
⑦アイブロウ
アイブロウは、眉毛を描くためのメイクアイテムで、濃くしたり色を加えたりできます。
ヘアスタイルなどに応じて、眉毛にもナチュラルな変化を加えたい方は持っているだけで何かと便利です。
アイブロウを購入する際には、色に気をつける必要があります。
アイブロウは「黒」「茶色」など、色がはっきりとしているので、自分の髪色やファンデーションの色に合わせてチョイスしましょう。
メンズメイクの費用
メンズメイクにかかる費用は、普段からどの程度メイクをするかによって異なります。
実際にメイクをしている男性18人に、「メンズメイクにかかる1ヶ月あたりの費用」についてアンケートをとりました。
最も多かったのが「1,000円未満」と答えた層です。3,000円以下まで広げて見てみても、全体の2/3を占めているので、高額な化粧品を購入している男性は少ないと言えるでしょう。
以下、メンクイ編集部が考えるメンズメイクにかかる費用についてご紹介します。
BBクリームのみ使用の場合
1,500〜3,000円です。
BBクリーム1本あたりの容量は基本的に20〜30gで、1本あたり1,500〜3,000円。
毎日使用する場合でも、1ヶ月〜1ヶ月半は持つでしょう。そのため1ヶ月あたりの出費も同じ程度になります。
ベースメイクのみの場合
各アイテムの料金はメーカーによって大きく異なりますが、全て『プチプラ』で揃える場合は合計で3,000〜4,000円程度、『デパコス』も使用する場合は1万円〜1万5,000円程度になるでしょう。
ベースメイクに使用するアイテムは、化粧下地・ファンデーション・コンシーラーの3つです。
各アイテムを毎日使用する場合、1ヶ月〜1ヶ月半は持つので上記の料金になります。
フルメイクの場合
『プチプラ』で揃える場合は毎月3,000円〜5,000円程度、『デパコス』も使用する場合は1万円〜2万円程度になるでしょう。
フルメイクの場合はベースメイクで使用するアイテムに加えて、アイメイクに使用するアイテムやチーク、ハイライト、シェーディングなどの細かいアイテムも使用することになります。
それらのアイテムを毎月必ず購入し直す程使用することはないですが、毎月買い足すアイテムが発生するので費用がかかってしまいます。
メンズメイクのやり方5つのステップ
メンズメイクの手順を5つのステップで紹介します。
ステップ1. 洗顔する
メイクをする前に洗顔をしましょう。
洗顔をする目的は顔についている油分を落とし、メイクが自然に仕上がるようにするためです。
泡立てネットを使用し、モコモコの泡を立てて優しく転がすように洗顔します。
また、水でしっかりと泡を洗い流すのも忘れないようにしてくださいね。
ステップ2. 化粧水と保湿クリームをつける
洗顔後は化粧水で肌に十分な水分を与え、保湿クリームまたは美容液でその水分の蒸発を守ります。
どちらもつけすぎには注意しましょう。
ステップ3-1. BBクリームで仕上げる
BBクリームは化粧下地とファンデーション両方の効果があるアイテムです。最初は米粒くらいの少量を手の甲にとり、顔のおでこ、鼻先、右頬、左頬、あごの5点に均等に置きます。
人差し指と中指の腹から指先を使いながら、内から外に向けて伸ばしていきます。同じ場所を複数回指でなぞり、肌色に馴染ませていきます。
もし、量が足りなければ少しずつ追加していきます。
特に目元や小鼻などはムラが出来やすいので、指先で優しくタップしながら塗りましょう。また、顔の輪郭から首にかけては、自然な色になるようにボカしながら塗っていきます。
ステップ3-2. 化粧下地を塗る
BBクリームを使用せずにしっかりとベースメイクを行う場合、化粧下地を塗ります。
塗り方はBBクリームと同じです。
ステップ4. ファンデーションを塗る
ステップ③-2の化粧下地を塗った人は次にファンデーションを塗りましょう。
リキッドファンデーションを使用する場合、BBクリームと同じ手順で塗っていきます。基本的にBBクリームよりもカバー力が高いため、塗りすぎないように注意しましょう。
クッションファンデーションを使用する場合は、頬から少量ずつポンポンと叩くようにファンデーションを置いていきます。頬からおでこ、鼻、口周りの順番で顔全体の色が均等になるように少量ずつ塗っていきます。
パウダーファンデーションを使用する場合は、先にコンシーラーを使用するようにしましょう。コンシーラーで目立つシミやニキビ、ニキビ跡を隠した後に使用するのが基本です。
ステップ5. コンシーラーで目立つシミやニキビ跡を隠す
コンシーラーは、ファンデーションで隠しきれなかったクマやシミ、ニキビ跡などの上に薄く置き、少し乾かしてから伸ばしたり叩いたりして馴染ませていきます。
コンシーラーはカバー力が非常に高いので、塗り過ぎには要注意です。また、コンシーラーを使用する前にリキッドファンデーションを使用した場合は、最後にパウダーファンデーションで肌色を均一にし、崩れを防止するのが一般的です。
クッションファンデーションを使用した場合は、コンシーラーの後にファンデーションを重ねる必要はありません。
メンズメイクにかかる時間
メンズメイクは最短5分でできます。
「メンズメイクのやり方5つのステップ」で解説した、ステップ1からステップ3-1のBBクリームで仕上げる場合は5分〜10分で仕上げられます。
朝が忙しいサラリーマンはBBクリームでサッと仕上げられるメイクをおすすめします。
おすすめのメンズメイク:高級ブランド
メンクイ編集部がおすすめするメンズメイクアイテムをブランド別に紹介します。
まずはメンズメイクブランドの中でも、いわゆるデパコスと呼ばれる高級ブランドからご紹介します。
①王道な高級ブランド:ボーイ ドゥ シャネル(BOY DE CHANEL)
言わずと知れたハイブランド『CHANEL』がてがけるメンズコスメブランドです。
洗練されたシンプルなデザインが特徴的で、アイテムはファンデーション(4色)、アイブロウペンシル、リップクリームの3種類。これからアイテム数が増えていくことが期待されます。
使用感は本家CHANELにも劣らないクオリティで、ファンデーションは伸び・カバー力共に申し分ないと言えるでしょう。
値段はファンデーションが8,000円(30ml)、アイブロウペンシルが5,000円、リップクリームが4,800円と、コスメブランドの中でも最高価格帯の商品となっています。
②イタリアのブランド「トムフォード」が手掛ける:トムフォード フォーメン
イタリアの高級ブランド「トムフォード」が提供しているメンズコスメブランド『トムフォード フォーメン』では、本家「トムフォード」のイメージを引き継ぎ、”ジェントルマン”という大人の男性をターゲット層にしています。
主なメイクアイテムとしてブロンジングジェル(BBクリーム)とコンシーラーが揃っており、BBクリームは「少し日焼けした肌」が実現できる色味になっています。
価格はブロンジングジェルが8,000円(74g)、コンシーラーは6,400円と、こちらもコスメの中では最高価格帯に属します。
③Fiveism by THREE
女性にも大人気のブランド『THREE』が手がけるメンズコスメブランド『Fiveism by THREE』。他のブランドよりも多くの実店舗をデパート内に構えており、実際にスタッフに相談しながらアイテムを選べます。
ファンデーションからコンシーラー、スキンケアグッズまで幅広いアイテム数を誇り、白を基調としたシンプルさの中にも爽やかさが滲み出るデザインのアイテムとなっています。Fiveismだけで必要な基本的なアイテムが全て揃うのは魅力的です。
価格はコンシーラーが5,200円と、ハイブランドのお値段となっています。
おすすめメンズメイク:リーズナブルブランド(プチプラ)
リーズナブルブランド(プチプラ)を紹介します。プチプラにも有能なアイテムが揃っているので、しっかりとチェックしましょう。
①王道の資生堂ブランド:ウーノ(UNO)
UNOは元々男性に人気のスキンケア中心のブランドでしたが、ここ最近はCMでお馴染みのBBクリームが発売されています。
BBクリームという名前ではなく『フェイスカラークリエイター』という化粧感の無いネーミングにすることにより、すでに多くの男性が購入しています。
価格はAmazonで966円(税込み)と、最安価格帯となっています。
出した瞬間は白色のクリームですが、肌に置くと肌色に馴染んでいくのが特徴。洗顔料でも簡単に落とせます。
メンズメイク初心者の方に特におすすめの商品と言えるでしょう。
②韓国ブランド:ディーティーアールティー(DTRT)
韓国メンズコスメブランドのDTRTは、黒を貴重とした男らしいデザインが特徴で、スキンケアからメイク商品までメンズ専用の商品が幅広く揃えられています。
日本では通販もしくは東急ハンズなどの店舗で購入でき、価格は楽天市場で2,640円(税込み)。
メインの商品であるBBクリームには2種類ありますが、どちらも比較的明るい色であり、色白の方、もしくは色白に見せたい方におすすめの商品と言えます。カバー力も非常に高いので、どなたでも持っておいて損のない商品です。
③気になる”テカリ”を抑えられる:ボッチャン(BOTCHAN)
カラフルなパッケージが特徴のブランドで、スキンケア商品を中心にBBクリームなどのメイク商品も展開しています。
BBクリームは2,300円(税抜き)と比較的購入しやすい価格帯です。
また、口コミなどではテカリが抑えられる商品として好評です。
④親会社が「KISSME」の伊勢半:ルオモ(L’UOMO)
『KISSME』『KISSME FERM』『ヒロインメイク』といった女性に大人気のコスメブランドを手がける伊勢半が親会社となり、メンズコスメブランド『ルオモ』を提供しています。
商品ラインナップは、BBクリーム、BBジェル、アイブロウペンシル、アイブロウマスカラ、ネイルハードコート、ハンドクリームです。
中でもマットキープBBクリームは肌の気になる悩みをしっかりとカバーできるのに対し、ナチュラルBBジェルは、スキンケアの一環として肌色をナチュラルに整えるのが目的となっています。同じBBクリームでも目的別にアイテムが揃っているのはL’UOMOの魅力の一つと言えるでしょう。
価格はマットキープBBクリーム(25g)とナチュラルBBジェル(22g)は1,760円(税込み)、アイブロウペンシルは1,200円(税込み)、アイブロウカラーマスカラは1,000円(税込み)と、薬局で売っているプチプラの価格帯と言えます。
⑤日本発のメンズコスメブランド:NULL
NULLのメイン商品であるBBクリームは、マットな質感が特徴のクリームで色は濃いベージュです。そのため、色黒の方、もしくは肌色を黒く見せたい方におすすめです。
また、パッケージはグレーを基調としたスタイリッシュなもので、メンズでも手に取りやすい商品と言えるでしょう。
価格は、Amazonで1,711円(税込み)です。
おすすめメンズメイク:女性ブランド
基本的に女性向けのブランドでもメンズメイクに問題なく使用可能です。
中でもおすすめのブランドをご紹介します。
①女性ブランド:メイベリン ニューヨーク(MAYBLLINE NEW YORK)
CMでもお馴染みの通称『メイベリン』。言うまでもなくメイクに必要なすべてのアイテムが揃えられており、メンズメイクにも幅広く活用できます。
中でもおすすめなのがファンデーション、アイブロウ、アイライナーです。
メンズメイク専門のブランドにはあまりないアイテムかつ女性からの評判が非常に良いアイテムです。
価格帯は1,500円〜2,000円程度と非常に標準的です。
②YouTuberにも人気:キャンメイク(CANMAKE)
こちらもCMでお馴染みのブランド『キャンメイク』。多くのユーチューバーが愛用するなど、プチプラの代表でありながらデパコス並みのクオリティが人気を博しています。
特におすすめなのが、シェーディングとハイライト。これらは多くのユーチューバーが絶賛しており、メンズ向けの商品は今のところ販売されていないため、これらのアイテムを使いたいメンズは必見です。
価格帯は化粧品業界でも最安価格帯となっています。
おすすめのメンズメイク:敏感肌に優しいスキンケアブランド
メンズコスメのブランドの中でも、肌に優しいブランドを紹介します。肌荒れしやすい方はスキンケアブランドがおすすめです。
①メンズ敏感肌の悩みを解決:ミノン メン(MINON ME)
こちらはスキンケア商品が中心のブランドで、男性の敏感肌のことを考えられた商品がラインナップ。洗顔から化粧水、乳液など、一通りのスキンケアアイテムが揃っています。
特徴としては、『製薬会社が皮膚科学に基づいて製造した処方設計であること』『ベタつきと乾燥の2つの悩みを解決する設計になっていること』が挙げられます。
メンズメイクをする前段階のスキンケアとしておすすめです。
②コスメの定番:資生堂メン
スキンケア業界では定番の資生堂が提供する『資生堂メン』。
こちらも洗顔から化粧水、乳液に美容液まで一通りのスキンケア商品を扱っています。
③薬用ベースメイク:dプログラム
こちらはレディース向けに作られたブランドですが、メンズにもおすすめしたい薬用商品です。
コンシーラーや化粧下地まで薬用のものとなっており、お肌に非常に優しいブランドと言えるでしょう。
そのほか、初心者の方が最初に抑えておくべきBBクリームをこちらの記事にまとめていますので読んでみてください。
メンズBBクリームの失敗しない選び方と使い方、女性用との違い、おすすめのメンズBBクリームを紹介します。「塗り方が分からない」「BBクリームを試しに使ってみたい」方はぜひご覧になってみてください。
メンズメイクの失敗例
メンズメイク初心者が陥りがちな失敗例を紹介します。始める前に失敗例を知っておく事で、正しいメンズメイクの方法を身につけておきましょう。
失敗例①顔が白くて怖い
初心者が最も陥りやすい失敗が、ファンデーションを塗りすぎたり、肌の色に合っていなかったりして不自然に顔が白くなり過ぎることです。特に、ファンデーションの色が肌に合ってないと、顔と首の色が違いが全く違うようになり不自然になってしまいます。
女性へのアンケート調査で『メイクをしている男性と対面で会ったとき、何か感情を抱いたことはありますか?』の質問に対して以下のような回答がありました。
首と肌の色が合っていなく、顔が真っ白で違和感しかなかった。その場にいた女性陣からは笑われていた。するのであればしっかりメイクについて学んでちゃんとしたほうがいい。中途半端が一番恥ずかしい。
女性はちゃんと見ています。
ファンデーションを選ぶときは首の色と合う色を選びましょう。また、塗る際も必要以上に塗り過ぎないように注意が必要です。
失敗例②洗顔をせずにメイクをする
洗顔をせずにメイクするのは辞めましょう。汚れている状態(昨日のメイクが落ちていない、余計な皮脂が残っている)の上からメイクしてしまうと、化粧乗りが悪く思うようにメイクできません。また、衛生的にも良くないです。
メイクは必ずスキンケアとセットで行うよう心掛けましょう。
失敗例③皮脂によるテカリが目立つ
男性の肌は女性と比べて皮脂の分泌量が多いです。
そのため、時間が経つと肌がテカりが目立ったりメイクが崩れてしまい清潔感に欠けてしまいます。
女性は男性の肌の状態をしっかりと見ていることがアンケート結果でも分かりました。
テカッている肌を見ると「恥ずかしくないの?」と感じてしまう。
肌のテカりは清潔な肌とは言えないので、「皮脂テカリをブロックする化粧下地」や「あぶらとりがみ」を常に持っておきましょう。
失敗例④髭が濃い!
元々の髭の濃さは人それぞれですが、口周りの色素沈着があったり、髭を剃ってもすぐに生えてきてしまったりする人は、口周りにファンデーションを塗り過ぎないようにしましょう。
なぜなら、生えたての髭や色素沈着であればコンシーラーである程度は隠せますが、時間が経って伸びてしまうとコンシーラーがブツブツの浮いてしまうからです。
アンケート調査で「髭の処理が曖昧な男性に対する厳し目な意見」もありました。
このように髭がすぐに生えてきてしまう人や髭が濃い人は女性にマイナスなイメージを与えてしまう恐れもあるので、「脱毛」を検討するのもおすすめです。
バレないメンズメイクをする方法は?
「メンズメイクに興味はあるけれどバレたくない…」という方も多いはず。そんな時は、パッとみてメイクしていることがバレないためにナチュラルメイクを心がけましょう。
ナチュラルメイクにする秘訣は以下の通りです。
①スキンケアをしっかりとする
→スキンケアの有無で化粧のノリに差が出るため
②BBクリームやファンデーションは薄く伸ばすように塗る
→先述したようにベタ塗りしてしまうと首と顔の色が明らかに違ってしまい、メイクしていることがバレやすい
③コンシーラーはニキビ・クマなどを「完全に隠す」のではなく、「目立たなくさせる」程度を心がける
お金をかけずに始めるメンズメイクを始める方法
「化粧品にそこまでお金をかけたくない」方は、100円ショップやドラッグストアで『プチプラ商品』を購入するのも一つの手段。またネットでも安い化粧品を購入できるので当サイトから購入するのもおすすめです。
初心者の方であればまずはBBクリームのみの使用で十分ですので、1,500円〜3,000円程度で購入できるBBクリームを1つ購入してみましょう。
また、DAISOやCanDoなどの100円ショップで購入できるアイテムは、短所はあるものの実用的なアイテムが多いと好評で、アイテム数も非常に豊富です。
DAISOでは、新コスメブランドである『URGLAM~ユーアーグラム~』がリリースされ、その洗練されたデザインが主に女性の間で人気を博しています。
スキンケア商品はもちろん、カラーコントロール下地やBBクリーム、アイメイク商品など、メイクに必要なアイテムは一通り揃っています。
CanDoでは、DAISOと同じく幅広いアイテムが用意されており、その質も「100円とは思えないクオリティである」と非常に好評です。インスタグラマーをはじめとするインフルエンサーの間でも盛んに使用されています。
使用頻度が高いBBクリームやファンデーションは、料金を気にすることなく気に入ったものを使用し、ハイライトやシェーディングなど、メンズメイクのアイテムの中でも補助的なアイテムをプチプラで揃えるのがおすすめです。
時間をかけずにメンズメイクをする方法
メンズメイクをして十分に満足いくレベルまで肌を仕上げるには、やはり時間がある程度かかってきます。ただ、「時間を極力かけくないけど肌もある程度綺麗にしたい」という方は下記の項目を意識してみましょう。特に朝が忙しいサラリーマンの方にはおすすめです。
①BBクリームのみを使用する
最短でメンズメイクを仕上げたいという方には、「BBクリームだけ塗る」という方法がおすすめです。
BBクリームだけでも十分に肌の見え方や印象は変わるので、サラリーマンの方など、朝に時間がない人でも安心です。
時間が経つと崩れてきてしまうので、外出中のトイレなどで塗り直す用にBBクリーム1本をカバンに忍ばせておきましょう。
②日頃のスキンケアと睡眠は欠かさない
やはり地肌が綺麗なことに越したことはありません。ニキビ予防のための「スキンケア」と、クマ予防のための「睡眠」は日々心がけておきましょう。
なぜなら、肌の質が良いだけでコンシーラーを使う手間が省けたり、少しのメイクで済ませられるからです。
見た目を整えるだけで生涯年収が2,700万円も上がる!
労働経済学者のダニエル・S・ハマーメッシュの20年もの歳月をかけた研究によると、男性の見た目による生涯年収の差が最大で2,700万円にも及ぶ、ということが分かっています。
この差が生まれる理由として、メンズ美容家の山川アンクさんは、メラビアンの法則というものを挙げています。
この法則は、アメリカの心理学者であるアルバート・メラビアンが提唱した法則のこと。初対面の人の印象を決定づける要素として、視覚的情報・聴覚的情報・話している内容のうち、視覚的情報が55%を占めるという法則です。
また、第一印象が良い人は、仕事上でも営業成績などが良いことが推測できます。
例えば、同じ商品を売っている営業マンでも、見た目に気を遣っていて清潔感のある営業マンと、見た目に気を遣っていない営業マンだったら、どちらから商品を買いたいでしょうか?
このようなことから、身だしなみに気を遣っている人とそうでない人では、生涯年収に大きな差が生まれる、という事実に繋がります。
そんな見出しなみ力を簡単にUPできるのがメンズメイクです。
化粧落としまでがメンズメイク!化粧落としの種類と重要性
メンズメイクをする上で切り離せないのが「化粧落とし」です。「クレンジング」とも呼ばれます。
メンズメイクをした日には、必ず化粧落としをしてからスキンケアを行いましょう。
なぜなら、化粧成分が残った状態でスキンケアをして就寝してしまうと、ニキビなどの肌荒れに繋がってしまいます。
化粧落としの種類は下記の3つです。
①シートタイプ
化粧落とし成分を含んだシートで拭き取るタイプの化粧落としで、「クレンジングシート」とも呼ばれます。
水が必要なく手軽に使用できるのがメリットですが、拭き残しが発生しやすいというデメリットも。
他のタイプの化粧落としと併用するのがおすすめです。
②オイルタイプ
オイルタイプの化粧落としで、「クレンジングオイル」とも呼ばれます。
洗浄力は非常に高くしっかりと化粧を落とせますが、必要な油分や水分も奪ってしまうこともあるので注意が必要です。
アイメイクをしっかりと落とす場合などに有効と言えるでしょう。
③クリームタイプ
柔らかい質感のクリームタイプの化粧落としで、クレンジングクリームとも呼ばれます。
オイルタイプに較べると洗浄力は劣りますが、肌に優しく必要な油分は残した状態でメイクを落とせます。ファンデーションやコンシーラー、BBクリームであれば、クリームタイプで充分です。
おすすめの化粧落とし方法
- シートタイプでザッと全体的にメイクを落とす
- さらに全体的にクリームタイプのクレンジングを使用する
という方法がおすすめです。
シートタイプのみで全てを拭き取ろうとすると、ゴシゴシと擦ることで肌に負担がかかってしまいます。逆に、クリームタイプのみだともっと細かい部分の化粧残りが気になってしまいます。
両者の弱点を補うように、両方を使用するのがベストと言えるでしょう。
まとめ
メンズメイクについて体系的にご紹介してきました。「メンズメイク」=「がっつりメイク」ではなく、BBクリームのみを使用するなど、「肌を綺麗に見せる身だしなみ」というイメージが強いです。
「メイク」という言葉だけで避けてしまうのではなく、男性として必要な身だしなみの一環としてメンズメイクを始めてみませんか?
当サイト『メンクイ』ではメンズメイク初心者にも分かりやすいように、メイクの方法からメイクをする意義まで、幅広く参考になる情報を発信していきます!